価値観の変化

日常
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新型コロナウイルスの影響で目に見えて生活が変化しています。スーパーのレジにはプラスチックボードがおかれ、ほとんどの人はマスクをし、店の入り口には消毒液が置いてあり、以前よりも使う人が圧倒的に多い。テレワークをしている人も少なくないでしょうし、今の状況では街に出る人も少ない。

元の生活に戻れるのでしょうか?とよく聞いている人がいたり、昔のように戻れるのでしょうか?という質問をよく聞く。これだけ世の中が変化している、しようとしているんだから、その質問の意味がちょっとわからない。価値観自体が変わるでしょう。個人の思いや価値観はそれが集まると文化になるわけで、一般的な常識が変わるのではないでしょうか。昔バナナが高いと聞いてはいたものの、私の世代はバナナは安い果物でした。それが価値観。そしてコミュニケーションも常識が変わるでしょう。

考えてみれば、携帯電話、スマホが普及してSNSやらLINEやら誰もが当たり前に使う時代。いちいち電話かけないでしょう。ひと昔前はそんなものはないのだから、人は少し違う思考やら行動をしていたのだと思います。

例えば、今は会社帰りにラインで、今日はホワイトデーだから、娘に何か買ってきてね、と送れば忘れている父親も事なきを得るでしょう。では携帯がない時代はどうだったか?といえば、まず忘れないようにしようというマインドは強いでしょうし、話すときの話題にも出やすいかもしれない。もしかしたら、母親が、きっと父親は忘れるだろうから、ということで何か買っておくかもしれない。もしくは、何もなくて残念がる娘が多くの家庭でみられ、そのフォローをするのかもしれない。要するに、携帯がないならないで、違う価値観や思考が出来るっていうだけの話です。

少し違う角度からだと、仮の話で、「握手をすると死亡率が20%上がる」という統計が信頼できるものであれば、握手をする文化は瞬く間になくなるでしょう。パラダイムシフトともいえる話ですが、世の中そんなもんなんだぁとも思いました。コロナによってここまで変わっていくんだと。ワクチンが出来て、治療薬が出来たら、欧米はまた握手したり、ハグしたり、接触する文化が戻るのでしょうか?たぶん戻るんじゃないかとは思いますが、今スーパーにあるプラスチックガードみたいな店員と客の飛沫を防ぐようなものはなくならないかもしれません。マスクは世界中でするようになるかもしれません。

次の数年はどういう世界が待っているでしょうか。目に見えない変化、見える変化あるとは思いますが、今回のコロナはいろいろな意味で大きく世界が変わるきっかけになる可能性は相当高いでしょう。

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