アルタ マリア ピノノワール サンタマリアヴァレー 2013
評価:7点
コスパ:B
価格:2,420円(税込)
生産:アメリカ サンタマリアヴァレー
品種:ピノノワール100%
購入場所:ネット
飲んだことない2000円台くらいのワインを最近物色しておりますが、ネットの広告に踊らされ、56%オフとか書いてあったのでつい買ってしまいました。大体こういうときってどのサイトでも同じような価格で買えるので、本当の意味で特価ではないような。
少なくとも5000円の価値のあるワインではありませんし、それならカレラを買うだろうという感じですが、2400円程ならありだとは思いました。
香りはかなり広がります。エレガントというよりは、鉛筆の芯、なんとなく農薬というかアルコール感があり、チェリーの果実っぽさ。ラズベリーの感じもあります。
味は割と豊かでリッチ。軽い口当たりで最後に酸を結構感じます。濃い感じではないですが、ラズベリー、ミントっぽさがあり、葉っぱっぽい爽やかさと少しだけスモーキーさを感じ、同時にちょっと苦味も。
香りと味があまり一致しないですが、ライトなボディでアメリカのピノノワールのイメージとは少し違います。おいしいですが、わかりやすいおいしさとはちょっと違い、軽い感じが好きな人や、少し飲み慣れた人にはいいかもしれません。薄いとか濃いとかはあんまり関係なく、深み的なものはイマイチ。少し時間を置くとよりよくなりますが、劇的ではない。
好き嫌い分かれそうで、少しわかりにくいおいしさですが、嫌いではありません。同じような価格帯だとハーンのピノノワールとかは好きですが、全然系統が違い、こちらのほうが繊細と言えるかもしれない。
2500円前後としては十分ありなワインであり、人によってはかなりおいしいと感じる人もいれば、うまくないと思う人もいそうなワイン。決して個性的というわけではないですが、そういうワイン。
ゆっくり時間をかけて食事と共に味わうのがいいのではないかと思います。やはり肉系に合うでしょうし、酸が結構あるので、そういう系の料理にも相性がいいような気がします。
コメント