グレンリベット 12年 80年代後半~90年代前半流通

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グレンリベット 12年 80年代後半~90年代前半流通
評価:8.5点
コスパ:B
価格:10,000円くらい
購入:ヤフオク

グレンリベットの思い出といえば、何といっても父親が好きなウイスキーということです。私はサラリーマンの息子としては比較的裕福な家庭だったと思いますが、かといってすごく金持ちでも勿論なく、家族を養うのって大変だったんだなーと思います。一年に数回、たぶんボーナスとか出たときなのかわかりませんが、酒屋には良く一緒に行っていましたが、何回かウイスキーやブランデーをすごく悩んで買っていたのを覚えています。そんな父親は、結構いろいろこだわりがあって、いろいろなところに興味を持つのは私にも伝承された形となります。例えば、30年前に牛タンを一本丸ごと買ってきて、焼いたり茹でたりして食べていた人はそう多くはないでしょう。その当時は上等なもので3,000円くらいだったそうなので、よく、昔は安かったのになーと言っています。今買ったら8,000円はするでしょう。

ラベル的に年代はたぶんこのあたりだろうと推測できますが、何本か同じ年代のものを飲んでの感想です。なぜそんなに飲んでいるかというと、やはり、自分が10歳とかのときに親父が気に入ってたウイスキーはどういうものだったのだろう?と思うわけです。たまに実家に帰るときに持っていったり。歳をとりました。

味はといえば、グレンリベットはとっても私の歴史からすれば、これがウイスキーというイメージなので、スタンダードな感じなんですが、まず麦芽を少々感じます。ピーティーな感じはあり、少し林檎というかフルーティな感じもしますが、それほど強くは感じません。少しイメージが最近変わりましたが、後から苦味というかスモーキー(ピーティーさがそのまま残るというか出てくるというか)を感じます。

元々グレンリベットに持っていたイメージ(例えば2010年くらいのもの)はもうちょっと飲みやすいというかフルーティさがあり、全体的に何かが強烈にあり、クセがあるっていう感じでもなかったですし、苦味ってイメージではなかったですが、この年代のグレンリベットは良い意味でピートを感じることができるでしょう。もしくはそもそもそういうものだったのかもしれませんが(笑)

飲み方としてはストレート、少量の加水は勿論、ロックでもまぁまぁだと思います。ロックだと甘さと苦味がもっとはっきりわかれる感じ。ん~飲みながら書いてますが、本当にあとからくる苦味は、グレンリベットってこんなんだっけ?みたいな感じです。まぁ私の記憶なので・・・。

現行品はどのくらいなのかよくわかりませんが、流通量とか考えるときっとよくある原酒不足なんじゃない?とかは想像できます。ただ10年前くらいは、3,000円切るくらいだったような気もするので、結構良かった気がします。今もそれほど高くはありませんが、質という意味で変わってなければ、安く飲めるほどほどのシングルモルトとして十分考慮に入れることができると思います。機会があれば飲んでみようと思います。

と思ってリンクのせようとみてみたら、今いろんな種類出ているのですな。。これも原酒不足でいろいろ工夫しなければならないんでしょうか。ノンエイジとかあるんだ~。


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