プピーユ 2013年
評価:7.5点
コスパ:A
価格:2700円くらい(税込)
生産:フランス ボルドー
品種:メルロー100%
購入場所:ネット
プピーユは神の雫でも紹介されたらしく、覚えていないわけですが、少しずつ知名度が上がっているように思います。神の雫ってなんていうか、ワイン頼りの漫画なので、ストーリーとか全然覚えていない・・・。3000円を超える価格で売っているというイメージですが、何故か2700円程で売っていたのでつい買ってみました。3.4回は飲んでると思います。ビンテージはたぶん違いますが。。
中々いつ飲んでも良いイメージのあるワインですが、今回は2013年。2013年はビンテージチャートによると、あまり良くない年だったらしいです。だから安いのかもしれない。一時2007年とかも一段安かったですが、確かに結構違う気はします。好みだから何ともいえませんが。
開けたときの香りは、中々いい感じであり、安いワインとは少し違うような。上品で少しブラックベリーのジャムっぽさもあり、僅かにスパイシーな感じもします。味は最初は酸味があり、閉じている感じですが、開いてくると穏やかなタンニンと共に、ベリーやカシスなどの果実味と鼻を抜けるふわっとしたアロマを感じることができます。桃っぽいアロマというか風味というか、そういう感じがあります。
自然派のプピーユは酸化防止剤も極力すくないようで、そのあたりが繊細ながらもアロマを十分に感じられる一因かもしれません。メルロー100%で造られているようですが、パワフルというより、穏やかで軽いミディアムボディといったところ。もう少しパワフルなイメージがありましたが、これはビンテージが影響しているのかもしれません。熟成感はバッチリな飲み頃でリッチな味わい。
開けたときに閉じていて、普通に少し置いておけば良くなりそうでしたが、早く飲みたかったのでデキャンタしました。結果しないで自然に開くの待ったほうが良かったかも。すごく硬い感じではなかったですし・・・。
単純に濃いだけで、まぁうまい思うワインとは全然違う繊細さあふれるワイン。こういうのがおいしいと感じられるようになった自分がいることにも気づく。超感動するとは違いますが、落ち着いて飲むと、このワインの深みみたいなものは少し感じられるような気がします。この価格でこういうクオリティのワインは早々ないでしょうし、フランスワインならではのいいところがわかるような気がします。価格的には週末ワインに、といったところでしょうか。
ネットで見てみると今では3000円を超える価格で売られているので、少し手に取りにくいですが、セカンドワインはある程度リーズナブルなようなので、ビンテージ選んで飲んでみるのもいいかもしれません。
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