アラン モルト 10年
評価：7.5点
コスパ：S
価格：3,650円(税込み)
購入場所：ネット
最近のお気に入りのアランですが、初めてアランを飲んだのが数か月前で、旧ラベルの10年でした。そのときは、うおーコスパ最高！と思い、常備しておこうかなと思ったほど。すっかり飲み切ってしまったので、現行品を買ってみました。
最初に飲んだ旧ラベルに結構衝撃を受けたので、バイアスかかってたのだと思いますが、現行品のほうが香りがはっきりしているような。私レベルだとその場で同じ条件で比べないとわかりませんが・・・。確かに急激に印象が変わるわけではなく、青りんごは同様に感じ、ウッディさも同じ。藁っぽさもあるような。個人的にはシェリーっぽさあんまり感じず、オークな感じ・・・。おかしいですかね。。。
飲んでみると、あら？意外とスパイシーというか、ピリッとくる。勿論アイラのようなピーティさではないのですけどね。シェリー感は飲むと感じられますが、オークもやはり感じる。フルーティさは相変わらず。ややシトラス。んー、コスパ的には相変わらず最高なんですけど、なんだか知らないけど、若干粗い気がする。
ということで、先日開けたオフィシャルのようなオフィシャルじゃないような位置づけの21年と飲み比べてみます。まったく別物って感じではないですけど、結構違うな、ってのが感想・・・。
色は21年のほうが濃いですし、香りもなんていうか10年の統一感のなさというか、それぞれの香りを感じるというよりは総合的にマイルドで、深みがあり、ウッディさや藁っぽさというか、草木的な香りが21年のほうがしない。より蜂蜜とかシトラス感がありました。そしてまとまっている感じ。
飲んでみるとやはり21年のほうがマイルドで、甘みを感じますし、上品。粗さがない感じでした。香りと同様に蜜っぽさを感じますし、バランスがとれていつつ、深い味わい。ピリッと感もほぼない。鼻から抜けるスムースさも違いました。シェリー感もいい感じに21年は感じます。
まぁそりゃ、4000円と16000円の価格差があるわけで、21年のほうが明らかにうまくないと嫌ですけどね・・・（笑） 4倍おいしいか？というとそこまでではありませんが、熟成年数はあなどれないなーと改めて思いました。
ただ10年も相変わらず、5000円以内で買えるシングルモルトではかなりおすすめの部類ですし、4000円前後で買えるわけで、あんまりその値段でこのクオリティのシングルモルトはないような気がします。コスパは最高なので常備して気軽に飲みたいウイスキーといえるのではないでしょうか！
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