クラシック仙禽 無垢
評価:7点
コスパ:A
価格:1,601円(税込) 720ml
購入場所:ネット
製造元:仙禽(せんきん)
最近は個人的な好みとして酸がしっかりある日本酒が好きなので、何種類か仙禽を飲んでいます。今回はクラシックシリーズ。モダンシリーズはまだ飲んでないので比べられませんが、この酒蔵らしいお酒に変わりはないでしょう。ということで結構いろいろな種類購入したうちの一本。
飲んでみると、おお、やはり酸が極端のほどある。ちょっと極端過ぎだろ~と思いつつ、嫌いではないし、結局飲んでしまう。クラシックといいつつ古風な感じのサケ~~~って感じではなく、梨のようなフルーティさも割とあります。これでクラシックだとモダンでどんなんなんでしょう。
こちらは無濾過で火入れしてあるようですが、酸が効いていることもあり、フレッシュさも感じることが出来ます。バランスという意味では、この酸の強さをどう判断するかですが、私は少し極端すぎて、キレを超えて酸っぱみもハッキリと感じるので、もう少しバランスみてもいいかなと思いました。酸が好きではない人には全然向かないお酒だと思います。個人的には何だかんだでおいしく頂きました。
結局のところ尖っているお酒で個性的といえばそうですが、このアンバランスさがクラシックなのかしら?と思う感じ。モダンシリーズがどんな感じかは楽しみではあります。今回紹介のクラシックシリーズの無垢は、山田錦を使っているようですが、そこまで優位性を感じなかった、と言えるかなと。私は山田錦が基本的に好きなので好みの問題もありますが、酒蔵によっては山田錦はうまいけど、雄町や500万石はそうでもないなーとか思うこともあります。
仙禽もいくつかの種類の米でつくっていますが、ここに関しては、特別山田錦だから好み、もしくは、やっぱり山田錦が好き、とかそういうのはない感じ。というか亀の尾とかのほうが好みかもしれません。モダンシリーズで3種類買ったので比べてみたいと思います。
価格的には1600円ほどなので、精米歩合みても純米吟醸~純米大吟醸と言えるところなので、かなりコスパとしてはいいのではないかと。好き嫌いの分かれる日本酒だとは思いますが、例えばワインが好きだったり、結局酸を感じることが好みかどうかというところではないでしょうか。こういう尖ったお酒をつくる酒蔵は貴重なので、嬉しい限りです。
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