シャルトーニュ タイエ キュヴェ サン タンヌ ブリュット
評価:7.5点
コスパ:A
生産地:フランス シャンパーニュ
品種:ピノノワール45%、シャルドネ45%、ムニエ10%
価格:5,000円程度
シャルトーニュタイエを知ったのは、7.8年前に新宿のハイアットリージェンシーに入っているトロワグロに行ったときに、グラスで提供されていたもの。余談ですが、その昔結婚していましたが、結婚式はハイアットリージェンシーでやりました。理由は、なんか結婚式福袋かなんかが当たり、50万円引いてくれるというので・・・正直やらんでもいいと思ってましたが。そしてJazzか何かの演奏もタダになるっていうので、お願いし、リクエスト何でもOKというので、全曲スタンダードなものをリクエストし、密かにジョンコルトレーンのジャイアントステップスを入れて嫌がらせをしました(笑)。この曲は解釈が難しく、アドリブで弾くのとか超ヤダ。実際リクエスト曲全部やってくれなく、しっかりジャイアントステップスは外されたのでありました~。。
話を戻すと、このシャンパン、中々個性的であり、たぶん好き嫌い分かれます。私はこの個性が好きですが、確かにトロワグロがグラスで出すというのは納得です。トロワグロは酸味の強いフレンチとして有名であり、その酸味にマッチするだろうなーと。実際そこで気に入って、1年に1回は飲むようになり、なんか毎回感想が違うのですが、傾向は勿論同じ。
いい泡立ちで、香りからして結構個性的。味は蜂蜜、リンゴが中心となり、そしてこれはなんて表現したらいいかわかりませんが、シャンパンっぽい。土の感じというか、ニッキっぽいというか。もわっとした感じというか、このクセみたいなものが好き嫌いを分けるような。まーテロワールっていえばそうなのかもしれません。あとはバターっぽさ、と非常にミネラル感を感じる中々パワフルな感じ。
結構冷やして飲んでいいと思いますが、少し温度があがると、蜂蜜をより感じ、甘さがより出てきます。酸味も中々あるので、なるほど、やはりトロワグロの料理には合うのだろうなと。合いそうなものは燻製とか結構いけるかもなんて思いました。
ブラインドテイスティングしたら、おお、これはスタンダードキュベではないのではないか?と思うかもしれません。まぁバカ舌の私はこの個性に騙されるやもしれない。いずれにしても個人的には5000円程度でこういうシャンパンがあるのは大変ありがたく、知名度もそこまでないので、ちょっと知ってる感を出すことができます(笑)
シャンパンはそこまで飲んでいませんが、例えば、スタンダードな感じのデュラモットやらヴーヴクリコとは全然違う味わいであり、こういうシャンパンは自分がお店をやったら、密かにボトルで置いておきたい感じ。まー個性的ですし開けてみたら期待と違ったとかありそうですが。。
あまり見かけませんが、是非試して頂きたい一本ではあります。
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