オー・ジー・ヴィー オールド・ヴァイン ジンファンデル ロダイ 2018
評価：7点
コスパ：B
価格：2,400円(税込)
生産：アメリカ カリフォルニア セントラル ヴァレー ロダイ
品種：ジンファンデル 77.8%、ルビーレッド 7%、カベルネ・ソーヴィニョン 6%、プティット・シラー 5%、その他4.2%
購入場所：ネット
ジンファンデルをそう飲む機会はありませんが、今年になって少しずつ試しています。イタリアでよく見られるプリミティーヴォが原種らしいとされていますが、確かによくわかる味わいなので、プリミティーヴォが好きな人は、ジンファンデルもすんなり受け入れられるのではなかろうかと。
香りは、ブラックベリーや少しだけスパイス感があり、イタリアワインを彷彿させる明るい印象。色も濃く味がしっかりしてそうなイメージ。たぶん私レベルだとイタリアワインと答えそう。ただ少し落ち着いたところもあり、ラズベリーやチェリーも感じられ、バニラも感じます。言われてみればプリミティーヴォとは違う気もする。
飲んでみると、最初から最後までベリー系の甘さが目立ち、スムースではあるものの、最後にタンニンはそれなりに感じる。酸味はそれほどなく、この辺りもプリミティーヴォと少し違うかもしれません。個性的といえば個性的なのですが、メルローやカベルネソービニヨンのような決定的な何かはないような。
ジンファンデル中心のワインはそれほど多くないように思いますので、貴重であり、ブレンドに使うにはとってもいい品種なのかなぁと思う次第。収穫時期などが難しいようなので、費用対効果がどれだけあるかわかりませんが、ジンファンデルの生産が今後増えるってことはないような気もします。
ベリンジャーなんかのほうが飲みやすかった気もしますが、好き嫌いは別としてクオリティという意味ではこちらのほうがあるような。いずれにしてもプリミティーヴォのような甘いワインが好きならオススメできますが、この値段出すならまずまずのイタリアワイン買えるわけで、その辺りは判断難しいところ。
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