グレンモーレンジィ 18年 1990年代後半~2000年代前半流通

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グレンモーレンジィ 18年 1990年代後半~2000年代前半流通
評価:8点
コスパ:C
価格:15,000円くらい
購入場所:ヤフオク

グレンモーレンジの旧ボトル10年と現行品の18年比べて、現行の18年のほうがおいしかったので、もう旧ボトルの10年(2000年代だと思いますが)はいらん!と思いましたが、旧ボトルの18年を買っていたので、どうしても比べたくなり、つい開けてしまいました。こういうのって同時に試すのが一番フェアでわかりやすいので、結構やっちゃいます。ウイスキーは別にその日に飲み切らなくてもいいので、そのあたりはワインとかより比べやすいですな。少し状態が悪かったので、冷蔵庫で一晩冷やしたところ、かなり良くなったのでラッキー。これで比べられます。

とりあえず、今回のボトル、単独でのイメージは、確かにグレンモーレンジだなという感じですが、時代によってこうも変わるものなのかなーという印象。香りはオレンジ、レモンタルト、麦芽、ちょっとバニラ、ラムレーズン。味は、あら、意外とシェリーっぽさ感じたり、ちょっとピーティ。意外と粘度あり、舌にまとわりついてくれたり。全然現行品と違うじゃねーかーってのが最初の感想(笑)香りのイメージ通り、オレンジ、ラムレーズンのような感じで、樽感が強く、おいしいです。18年ともなるとやっぱりだいぶ熟成感は違うなぁという感じで、そのあたりが奥深さや、ボディの厚さに繋がってるのだと思います。

同じ条件で現行品と比べると、どちらもおいしいというのは言えますが、系統は同じだけど、完全に別物。まず現行品はピートを感じませんが、旧ボトルは感じます。樽の感じは旧ボトルのほうがあります。どちらも飲みやすいですが、無骨さは旧ボトル。古臭さも旧ボトル。そりゃそうなんでしょうけど、現行品のほうが計算されたような、狙いもはっきりしているような感じ。もっと悪く言うと現行品はややわざとらしい。

現行品のほうがよりカスタードクリームっぽい、甘さが強く、スルッと入ってきます。よく言えば明らかに旧ボトルより洗練された味わい。そして旧ボトルより華やかでわかりやすいおいしさ。旧ボトルを良く言えば、味わい深さ、うまいスタンダードなウイスキーらしいウイスキー。ということで、好みだとは思いますが、私はどちらも好きです。が、1.5万くらい現在旧ボトルはするので、だったら違うウイスキー試そうかなって感じです(本当はストックしておきたいけど・・・)。

あまり詳しくないですが、今回の旧ボトルはたぶん2000年前後の流通だと思われます。ラベルのsingle highlandが斜体になってるともうちょっと古かったと思うので90年代前半だったような。間違ってたらすみません。

しかし時代によってこれだけ違うと、他のボトルも飲んでみたくなります。そしてグレンモーレンジは結構実験的にいろいろやっているので、これからも注目していきたいと思います。ネクタードールなんてめっちゃうまいと思いましたが、同時に比べたら案外違う感想持ちそうです。開けないよ、、開けない・・・。

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