作 奏乃智 純米吟醸

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作 奏乃智 純米吟醸
評価:6.5点
コスパ:C
価格:1,980円(税込) 720ml
購入場所:ネット
製造元:清水清三郎商店

作は年間何本かは飲みますが、年によってバラつきがあるような気もします。元々飲みやすいお酒なので万人に受けると思いますが、今回は奏乃智の純米吟醸を試しました。

米は調べると「みえのゆめ」というものを使っているらしく、好みが別れそうだとは思いました。イメージとしては、繊細でスルスル飲めるという感じ。フルーティさは作にしてはそこまで感じませんが、メロンっぽい味わいはします。ただ味わいは山田錦を使っていたりするそうがあると思いますし、酸をほぼ感じず、後味は良くも悪くも割とあっさり消えていくという感じ。

水っぽいとまではいかないまでも、コクや深みという観点からはちょっとなぁと思います。ほどほどに飲めるけど飽きやすく、面白みには欠けるといったところ。ほどほどの味わいがあり、ややフルーティで飲みやすく、酸っぽさを感じたくない人には向いていると思います。

単独で飲むには少しつらいと思いますが、料理と合わせて飲むと意外にも結構合いました。この辺りはさすがといったところです。

こちらのお酒は、精米歩合が50%なので純米大吟醸と名乗ってもいいわけですが、最近は50%だと純米吟醸として売り出していたりするところが多いです。奏乃智は穂乃智というシリーズの上位グレードらしいですが、いろいろ控えめな味わいですし、日本酒を飲み慣れない人には向いていると思います。

しかし、価格が1980円と中々のお値段。この値段を出すとほぼどんな純米吟醸でも買えますし、酒造によっては大吟醸も買えます。1600~1700円くらいで純米吟醸を買いたい、そしてそのくらいの値段出せば、十分に満足できる日本酒があることを考えると、コスパはやや悪いのではなかろうかと。

こちらのシリーズは、それはそれでありだとは思いますが、作は違うシリーズのほうがオススメかなぁと思います。飲みやすさ、控えめな感じな日本酒が飲みたければこちらを、もう少しフルーティでしっかりした味わいを求めるなら雅乃智というシリーズがいいのではなかろうかと思います。

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