ロベール・シリュグ ブルゴーニュ ルージュ 2013

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ロベール・シリュグ ブルゴーニュ ルージュ 2013
評価:7点
コスパ:C
価格:3,500円くらい
生産:フランス ブルゴーニュ
品種:ピノノワール100%
購入場所:ネット

ブルゴーニュは中々難しい、と思っていますが、ブルゴーニュにしかない味わいというのは何となくわかり、それがピタリと当たると、感動するおいしさ。しかし外すと、中々寂しい思いをします。それは値段が高いから。イメージ的にはルージュとかは3000円は少なくとも出さないと、おいしいブルゴーニュはあまりないし、3000円出せば確率的には、当たりが多いイタリアワインやニューワールドが買える。しかしブルゴーニュの味わいではないみたいな。

そんな中、結構当たりだと思っている生産者は少しずつ増えてきて(そもそも絶対量が全然足りないわけですが)シュリグはそのうちの一つ。以前パストゥグランだと思いますが、2000円くらいで買えてかなりおいしかったことで、ルージュもちょくちょく買い、印象が良かった感じ。パストゥグラン(ガメイ30%くらい混ざってる)は今では2500円くらいするみたいです。

今回ルージュでたまたま少し古い2013年のものが安く売っていたので、丁度熟成的にもいいんじゃないかと結構期待が高まっていました。が、飲んでみると、まぁおいしいんだけど、何か今までとイメージが違いました。よって評価をそれほど高くしていませんが、とりあえず結構酸っぱいというかんじ。味自体にエレガントさやブルゴーニュらしさはあります。ヴォーヌロマネが中心であれば理解できなくもないですが、いかんせん酸っぱい。時間置いたら少し良くなりましたが、少し邪魔になるほどでした。

2013年のヴィンテージチャートを見ると、ブルゴーニュはそれほど良くなかったようで、元々のポテンシャルが低いのかもしれません。そしていくつか見てみると、数年前からシュリグはさらに良くなった的な話があるようで、その影響もあるのかもと思いながら飲みました。確かにパストゥグランは2017年とかそのあたりのヴィンテージだったと思いますし、早飲みには適しているでしょうから、わからない話でもない。

ミネラル感や一定のパワフルさみたいなものは確かに感じますが、イメージが良かっただけに少しバイアスが悪いほうにかかってるかもしれません。決しておいしくないわけではなく、普通においしいですが、買うなら違うヴィンテージが最近のパストゥグランでいいような気もします。2013年はそこそこオススメくらいな感じですかね~。

結構少量生産っぽいので、お手頃な値段で見つけたら買っておくのはいいと思いますし、私的にはいくつかのヴィンテージや村名を含めたものをこれから飲んでいこうと思います。

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