なかもと (鮨)

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なかもと (鮨)
評価:8.5点
コスパ:A
福岡県 福岡市博多区 上川端町2-12 花屋向かい 
予算目安:20,000円くらい

全国旅行支援でかなり安くいけることがわかり、割と弾丸でご飯食べに行った感じですが、実際本当に日中はテレワークしてたのでそうなりました。地方都市と言えば、鮨が安くてうまいというイメージがあり、行く度に一回は贅沢をするという感じです。

今回は櫛田神社の近くにある、なかもとにお邪魔しました。カウンターのみで、店は狭く高級感もそれほどありませんが、感じ良く迎え入れてくれました。

胡麻豆腐・・・〇 ベニズワイガニ入りでウニものっている豪華な一品目。出汁も良い感じであいさつ代わりの一品でした。

アジ・平目(博多)・かます・・・◎ どの刺身を質が良く、特にアジが中々でした。平目は博多という名前のつくりで、一般的なもののようです。しらなかった。

白子カラスミ添え・・・◎ 大量に自家製のからすみがかかっていますが、味自体は割とシンプル且つあっさり。からすみの塩気が上品で中々。下に敷いてある昆布もまで食べてしまいました。

セコガニ・・・〇 セコガニは卵持ってるズワイガニだった気がしますが、たまごのプチプチした食感とほのかが甘みが良いですが、インパクトとしてはそうでもなかった。

さわらの焼き物・・・◎ このさわらには驚き、非常に肉厚でおいしい。火入れ具合が丁度よく、さわらでありがちなパサつき感がなく、しっとり仕上がっていました。

牡蠣の酢の物・・・〇 特別牡蠣が好きではないですが、身が大きくミルキーな一品でした。牡蠣が好きな人ならさらに満足できると思います。

タイラギ・・・〇 朝倉山椒?という国産の山椒を使っており、その風味は抜群。味も濃すぎず中々良かった。酒が進みます。

牛肉(岡山県産)・・・★ グラスフェッドで育てられた肉で、超赤身という感じですが、かなり感動しました。ビックリするほどの肉の旨味で、ずっと噛んでいたい感じ。硬さもほどよく、一切れ一切れじっくり味わいました。ってかここ鮨屋だよな、と思いつつ、本日最高の一皿。

原木しいたけの茶碗蒸し・・・〇 温度もしっかりしており、普通にうまい茶碗蒸し。しいたけが中々の存在感でした。

アオリイカ・・・〇 ここからようやく握りに入るという、鮨屋なことを忘れる感じで、最初はイカ。握りならやっぱりアオリイカがいいなぁと改めて思う感じ。

タイ・・・△ 確かに天然ではありますが、玄海の荒波にもまれてきた感じのタイではなく、うまいこと過ごしていたところを捕まり鮨にされたといった感じのタイでした。

しめ鯖・・・◎ 身が厚く新鮮であり、しめ具合も上品で素材の良さを生かしておりました。

マグロ・・・〇 大間のマグロと言ってた気がしますが、まずまずレベルでした。そういえば福岡の人ってあんまりマグロ食べないイメージであり、なんかビビっとくるマグロって少ない気がします。

かわはぎっぽいやつ・・・〇 かわはぎではなく、はぎ系だったと思いますが、割と淡泊であり、肝つきではあるものの、そのコクみたいなものがもう一歩という感想。

いくら・・・◎ お隣のご年配にはスタンダードに軍艦にして出していましたが、何故か我々には手巻きで。年齢で分けているのかは不明ですが、いくらの質もよく、良いいくら食べたなーという素直な感想しか出てきません。

松葉ガニ・・・★ これも素晴らしい逸品でした。何でも漁で籠に入れて取るものが写真のように青いプレートだそうで、傷つかなくていいものが多いという説明を受けた気がします。確かにこれまで食べた蟹の中でも、甘さや深み、コクが一段上であり、非常に満足できるものでした。

穴子・・・〇 ここは塩で食べるスタイルで、中々おいしいとは思いますし、好みなのでしょうけど、もっとギリギリを攻めてほしいという感じでした。でも塩だとこのくらいがいいのかもとも思ったり。

玉子焼きとみそ汁・・・〇 玉子焼きはほぼカステラです。みそ汁もしっかり出汁が効いていておいしいですが、それ以上でもそれ以下でもない。

デザート・・・△ まったく記憶にありませんが、まずくはなかったと思います。が、腹いっぱいすぎて何とも。

20品ほど出てきて、3時間くらい滞在しておりました。椅子も座り心地がいいとは言えないですが、堪能でき、日本酒やビールをかなり飲んで一人20,000円ほど。つい会計時に「安いですね」と呟いてしまいました。コース自体は税込み16500円という感じで、お酒もそこそこ良心的な値段。

基本的に島根の辺りの港で取れるものを使っているようで、中々面白い趣向のお店でした。福岡のものを使ってはいるとのことですが、3割くらいって言ってたような。季節ごとでオススメのネタは当然違うと思いますし、是非またリピートしたいと思います。ご馳走様でした。

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