山本 フォレストグリーン 純米吟醸

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山本 フォレストグリーン 純米吟醸
評価:7点
コスパ:B
価格:1,690円(720ml)
購入場所:ネット
精米歩合:55%
酒造:(株)山本酒造店

勝手に日本酒苗字シリーズと言っていますが、あべや山本などは好きなお酒で、ちょくちょくいろいろな種類を飲んでいます。今回は限定酒らしきものがあったので飲んでみました。それにしても昔からなのかどうなのかはわかりませんが、山本は種類がやたら多いですな。実験的な試みが多いのかもしれませんが、品目増やしすぎると割と弊害あったりするんですけどね~、一般的には。。

このお酒の特筆するべきところは、美郷錦という米ではないでしょうか。なんでも山田錦と美山錦の交配らしいです。山本は秋田県のお酒で、秋田県産でもあるらしいので地元の仲間がつくったものらしいです。

飲んでみると、表記通り辛口ではなく、やや甘口。青りんごっぽい感じと、梨っぽさ、少しバナナの感じがする所謂フルーティに属するお酒。なぜか最近こういうお酒を飲みますが、キレはそれほどでもないですが、仕方ないところ。山本だなぁということはわかるので、逸脱した感じではないです。ある意味、いつものつくり方で米変えました、みたいな。

こういうお酒は単独で飲んでも、料理と合わせてもどちらでもいいと思いますが、さらに上を・・・となると、もう一段何かが必要だと思います。コクとか深みが足りないといえば足りない。結構フレッシュさがいい!みたいに書かれていますが、そもそも酸をそんなに感じないので、まーフレッシュといえばフレッシュだけど・・・みたいな。

値段も手ごろで万能な感じはしますし、冬というよりは夏や秋に飲むのがいいお酒でしょう。冷して飲みましたが、ぬる燗でももしかしたらいいかもしれません。常温だとどうなんだろう、甘さが目立つかもしれませんが・・・。

全体的にはおいしいお酒なのでこの値段ならリピートありですが、山本だけに限らず、個人的には後味が日本酒の課題だと思います。コクや深みを追求すると、割とフルーティさは失われ、後味は割とすんなりだったりしますが、吟醸や大吟醸だとフルーティさは出るけど、コクや深みが失われ、飲みやすくはなるものの、意外と後味が苦く感じて残る、、という感じ。

それらはバランスなんでしょうけど、このあたりを突破できると、一段上になると思いますが、そういうお酒ってやっぱり4000円、5000円したりしますので気軽には飲めません。従ってスタンダードな山本や作は常備しておきたいお酒になるわけですが・・。

いずれにしても、山本を飲んだことがない方は一度お試しを!いろいろ書きましたがおいしいです。

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