不満がたまる上司や部下

ビジネス
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私は運営・企画みたいなところの管理職をしていることもあり、部門全体や本部的ところの仕事が落ちてきたり方針考えたりする仕事をしています。今の会社は人の流動性が増してきたとはいえ、前職(外資)に比べれば圧倒的にチーム運営は楽です。そんな中、自分のチームは問題ないですが、こんな仕事をしていると、例えば同じポジションの人が相談に来たりします。

私のキャラもあるのでしょうけど、「くらだないなぁ、そんなん何とかできないなら今のポジションでいるべきではない」とか思ったりしますが、最近は部下や人間関係の悩みが多いようでいろいろ聞きます。とはいうものの、あなた(上司)今その人で悩んでるとかいうけど、その部下からも、あなた(上司)は酷いって相談受けてるんですけど・・・みたいなことが起こっているわけです。まぁ構図的には面白いわけですけど、両者の話を聞くというのは非常に疲れますし、そして大体お互い自分が問題だと認識していないので、まずそこからになるわけです。というか、今の状態になっているのは、自分の問題って思うことでだいぶ違うんですけどねぇ。

とまぁ、雑談レベルでならなんとなく聞いていましたが、あちこちで不満が勃発しているらしく、割とヤバいということで、仕方なく正式にヒアリングすることにしました。っていうか何でそんなの私がやるんだ、と思いましたが(自分のチームじゃないのに・・・)部門全体で考えても会社で考えても、人がネガティブな感情だけで辞めていく、会社来なくなるとかは嫌なのでやることに。

主にヤバそうだった5,6人にインタビューしたわけですが、皆私のことは知っていて、私も何度か話したことある方々だったので、何でも言ってください的な感じで聞いたら、もうボロカス言うわけですよ(笑)

勿論、立場の違いや、経験の少なさ、視野の狭さ、他人と比べちゃう、などから来る考えもあったんですが、それを差し引いてもまったくmanage出来てないことは良くわかりました。勿論彼ら、彼女らに聞く前に上司とは話しているわけで、予想はしていましたが、予想を超えるクソっぷりだったということです。

クソだというのは、いろいろなことが重なりすぎて、信頼できない、していない、ということが一番大きいところでしょう。要するにワンショットの話での不満ではないから、もうこうなると何言ってもバイアスもかかるしダメな状態。

またもう口約束でもダメでしょうし、これからは気を付けます的なことを言っても、死ねってなるし、そもそも上司が自分のせい(行動)でこうなった、その原因は自分にあると思っていないから、このようなヒアリング結果だけ知らせても、大体戦うか逃げるということしかしない。戦うというのは、誰だ、そんなこといってるやつは!という感じ。逃げるというのは、彼ら、彼女らは私のこと全然わかっていないだな・・・という感じ。

根本的には自己認識できていないわけですが、こういう人にはコーチングが一応有効と言われます。私自身はそもそもコーチングというもの自体を必要だと思っていませんけど、よく言われる話。自己認識できているか、いないか?はどう判断するかといえば、自分のやりたいこと(しょぼい例でいえば、チーム運営を円滑にしたい)に対して、自分の行動が機能しているか・していないか?ということ。自分がどう思っても、結局チーム運営がうまくできていない、ということは、自分の行動が機能していないわけです。そこには必ずGAPがあり、そのGAPを埋める行動をするという感じでしょうか

といったところで、無理なので、こちらでこうなっている要因まとめて、こういう体制でやってくれ、というのを作成中。すげーーーーくだらねーし、疲れる!ただ、効果は出したいので、このルールや体制というのは、担当者にまでちゃんと言って(じゃないと行動が変わったとか見えにくいので)運営していけば、少しはマシになるんじゃないかとは思って作成しております。もうこういう解決の仕方とか、コントロールするって古いんだけどなぁ。さてどーなることやら。

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